胸の整形手術~豊胸術・脂肪注入法~

, 2011年5月22日

脂肪注入法は、体の中で痩せたい部分の脂肪を吸引し、それを胸に注入するという方法です。
人工乳腺などの異物を入れたくない方、他の部位には脂肪があり胸だけが小さい方などに勧められています。
その一方、体の全体的に脂肪が少ない方や大きなサイズアップを希望する方には、
向いていない方法だといえるでしょう。

バストアップだけじゃなく他の部位の痩せ効果を望めること、
注入するのは自分の脂肪なのでアレルギー反応が起きる心配が少ないことなどが、
脂肪注入法のメリットとしてあげられています。

デメリットは、生着されなかった脂肪が石灰化してしこりとなって残り、
乳がん検診の際などにガン細胞と間違われる可能性があることのようです。
胸のマンモグラフィー検査を受ける際には、
脂肪注入をしていることを必ず伝えるようにしましょう。

脂肪注入法では、胸に注入する脂肪の吸引から始まるようです。
その際には、通常の脂肪吸引と同じようにカニューレと呼ばれる細い管が使用されるようです。

吸引した脂肪は、生理食塩水で洗浄され、良質ものだけが選別されるようです。
選別された脂肪の注入には注射器が使われ、
バストの数箇所に20~30cc単位で注入されることになるようです。
一気に注入するのではなく数箇所に少しずつ脂肪を注入するのは、
大きなしこりができるのを防ぐためだとされています。

脂肪吸引・注入ともに、基本的には局所麻酔で行われるようです。
しかし、場合によっては全身麻酔が必要となる可能性もあるようです。

注入された脂肪は毛細血管に取り込まれて、その部位にそのまま残るとされています。
しかし全てが生着するわけではなく、取り込まれなかった脂肪は体に吸収されるようです。
人によって差はあるようですが、1ヶ月ほどで落ち着くことが多いとされています。
通常、生着する脂肪と吸収される脂肪の割合は半々であるようです。

脂肪を注入した後は、落ち着くまでマッサージをする必要があるようです。
また、過度な運動は避けてバストを揺らさないようにし、
できるだけ安静な状態でいることを心がけるようにいわれています。

シャワーは術後2~3日ほどから、入浴は抜糸後から可能とされています。
抜糸は、術後1週間ほどで行われるようです。
また、喫煙や飲酒も控えた方が良いとされています。
なお、脂肪注入後1年以内にダイエットをすると、
思い通りのサイズアップが望めなくなるといわれています。

施術に要する時間や費用は、吸引する脂肪の量や範囲によっても異なっています。
目安として、時間は1ヶ所につき20~30分ほど、費用は60~100万円ほどだとされています。

最近では「PRP脂肪注入法」という、
従来の脂肪注入法に「PRP自己血小板注入法」を加えた方法も注目されています。
採取した自分の血液から再生成分である血小板が抽出され、
それを吸引した脂肪と共に胸に注入するという方法のようです。
この方法では胸に注入した脂肪細胞が活性化され、脂肪の定着率が上がるといわれています。

ただし、妊娠中の方、心臓病や脳梗塞の経験がある方、
肝臓が悪い方、血液が固まりにくくなる薬を服用している方などは、
この方法を受けることはできないとされています。

■メリット

・アレルギー反応を起こしにくい。
・痩せたい部位の脂肪を有効活用できる。

■デメリット

・脂肪の吸引と注入を行うため、時間がかかる。
・アフターケアが必要。
・脂肪が石灰化してしこりになる場合がある。
・乳がん検診時に伝えなければならない。


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